フェイスケアで気になる角栓の悩み
フェイスケアをしている時、多くの方が悩まされることになるのが小鼻の「角栓」でしょう。
鏡をチェックしたときに見つけてしまったら、気になって自分で押して出そうとしてしまった方もいるのではないでしょうか。
角栓は毛穴に皮脂や汚れが詰まっているというイメージがありますが、
実際に、毛穴のケアができることをうたっているクレンジングや洗顔料の数々は、
毛穴の奥から皮脂を溶かし出すようなイメージです。
角栓の成分はタンパク質が主体で、皮脂はわずか30%ほどしかありません。
なかなか治らない角栓は、老朽化してはがれた皮膚の角質が毛穴にたまっているものなのです。
そこに産毛が生えると、産毛は出口がなくなっているわけですので、
角栓と一緒に毛穴に詰まってしまいます。
これが黒ずみ毛穴の原因になってしまっているようです。
毛穴の黒ずみ=酸化というイメージがありますが、産毛が原因なのだとしたら、
いくら丁寧に洗顔をしても、角栓を除去しない限り綺麗にはなりません。
角栓の成分が皮脂メインではないとすると、ホットタオルなどで温めたりオイルで皮脂を溶かす方法はあまり効果的とは言えません。
タンパク質が主成分である角栓への対処は、タンパク質を分解する効果のある酵素洗顔がおすすめです。
ただ、酵素洗顔によるピーリングは少しお肌に負担がかかってしまうので、
週1回程度にとどめるのがいいでしょう。
普段使いには汚れの吸着力の高いタイプの洗顔料を使用するようにしましょう。